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当院について

認知症と内科合併症を同時に診察でき、透析治療を必要とする認知症患者様の受け入れが可能な『飯能老年病センター』は、国内で数少ない認知症治療専門病院です。

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2人主治医制

飯能老年病センターは認知症・精神疾患と内科疾患の合併症患者様を診ることができる埼玉県唯一の病院です。
人工呼吸器が必要な重度合併症の患者様まで対応可能です。

認知症の患者様は高齢であり、高血圧症や糖尿病などの内科合併症が複数ある方が少なくありません。
飯能老年病センターでは1997年9月1日の開院以来、精神科医と内科医の2人主治医制で連携して診療にあたっています。

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転倒対策の建物構造

厚生労働省の「人口動態調査」(平成26年~令和2年)によると、65歳以上の不慮の事故による死因のうち、「転倒・転落・墜落」による死亡者数は8,851(令和2年)人で「交通事故」2,199人の約4倍となっています。

万一の転倒時にも床材が衝撃を吸収し、ケガの防止につながる高い弾力性をもつ床材が必要とされています。

一般的には1mmの床材を使用するところ、飯能老年病センターでは5mmの厚さがある衝撃吸収性の高い床材を使用しています。

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空気調和システム

飯能老年病センターの空気調和システムは室温のみでなく、湿度も調整しています。
湿度調整の有効性は、以下の要素が挙げられます。

  1. 相対湿度を40~60%RHに保つことによって菌・ウイルスなどを抑制します。
    インフルエンザウイルスは湿度に弱く、概ね10g/m3の絶対湿度下では活動が弱まります。冬季には加湿することで不活化させ、感染抑制につなげることができます。
    また、国の新型コロナウイルス感染症対策分科会によれば、室内環境の目安は温度18℃~28℃、相対湿度40%~70%が望ましいとされています。
  2. のど・鼻の粘膜をうるおすことで、菌・ウイルスの体内への侵入を抑制します。
  3. 老人性乾皮症を予防します。
  4. 冬季には暖房の加熱による過乾燥によって発生する静電気の発生を抑制します。
  5. 暖房時の体感温度が上がります。
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透析治療

透析治療を要する患者様も高齢化が進み、認知症を合併する事で透析治療中に安静にしていることが難しくなり、場合によっては治療を断られてしまいます。

飯能老年病センターでは2011年5月透析室を開設し、認知症・精神疾患のある透析患者様を積極的に受け入れています。

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新型コロナ感染症(COVID-19)

飯能老年病センターでは2020年8月、埼玉県庁・管轄保健所からの要請に基づいて新型コロナウイルス重症病床を3床確保しました。

新型コロナウイルスに感染した認知症高齢者の患者様および精神疾患のある患者様に重症対応(人工呼吸器管理)までの治療を行っております。
高齢、特に認知症がある方に重症治療までの対応が可能な埼玉県唯一の病院です。

また、各地で病床が不足した際には、臨時的に増床し、高齢患者様以外の患者様の入院対応にも当たり、地域医療に貢献しております。

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発熱外来

新型コロナウイルス感染症対応に当たっては、入院対応に限らず、2020年10月より「受診・相談センターから案内を受けた患者や初診患者等広く受け入れる埼玉県指定診療・検査医療機関」として診療にあたってまいりました。

(2024年11月末現在、延べ6,845名)

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コロナワクチン接種

飯能老年病センターでは2021年4月より、新型コロナワクチン接種会場として地域の方々への接種にあたっております。

(2023年2月末現在、延べ4,149名)

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地域医療

透析治療・COVID-19診療対応、いずれも理事長である木川が率先して現場での診療にあたっています。
また、看護課総師長の圓目も同じく率先して現場での看護に従事しており、地域医療に貢献できるよう、日々取り組んでいます。

1997年9月の開院以来、老年病や精神医療、地域医療への取り組みを続けた結果、理事長の木川が2010年10月に日本医科大学内科学(循環器・肝臓・老年・総合病態部門)教授に就任し、2022年11月には埼玉県知事表彰を受賞しました。

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障害者雇用

障害者雇用促進法により、すべての事業者に一定割合の障害者雇用の義務が課せられています。
飯能老年病センターでは知的障害者・精神障害者を率先して雇用しています。

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