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医・看・食・住

飯能老年病センターでは、入院されている患者様の治療や認知症を抱えているご家族の方のためのご相談に力を入れているほか、患者様の過ごし易い住環境を整備、維持することや、毎日の美味しい食事も治療の大切な役割と考えております。

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全ての患者様へ適切な医療を

当院は、内科合併症の患者様を積極的に受け入れており、2011年5月からは透析治療が必要な認知症の患者様も受け入れております。

入院時よりすべての患者様に内科と精神科の医師がそれぞれ担当に付いて診療に当たっている、全国的にも数少ない病院です。

また、全科の医師がひとつの医局で日常的に患者様について情報交換や意見交換などを行っておりますので、患者様をより深く理解することが出来ます。
認知症には様々な原因疾患があり、それぞれ治療法が異なります。
それをしっかり診断し、適切な治療を行います。

各病棟は回廊型病棟になっており、徘徊、夜間せん妄、幻覚等の患者様にも対応しています。
認知症で内科合併症を持たれた患者様にも各専門医が治療を行います。
各階担当の作業療法士による生活機能回復訓練、専門医による回想法を実施しています。

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心の通う看護・介護を

一口に認知症と言っても一人一人症状も違えば対応の仕方も違います。
患者様の声や表情をしっかり観察し、患者様一人一人としっかり向き合わなければ、適切な看護や介護は行えません。

当院では、それぞれの患者様とのコミュニケーションを大切に、マニュアル通りの型にはまったものではない、心の通った看護・介護、押し付けではなく家族と患者様に寄り添った看護・介護を心掛けています。

患者様の気持ちや意思、主張を否定せずに、出来る限り尊重しながら、すべての患者様が自分らしく心穏やかな生活を送っていただけることを願い、日々の看護にあたります。

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食環境を通して喜びを

当院では、患者様の体の状態に合わせて食事の内容を変えています。
患者様によって、病状も違えば体調も好みも違います。
そこで、必要となってくるのがひとりひとりに対応した食事システムです。
栄養士と患者様が直接お話しをして、さらに医師の指示の元、食事の内容を決めていきます。

例えばご飯も普通のご飯、お粥、ペーストがあり、おかずも同じように普通のおかず、キザミ、ペーストがあります。 それが、同じお粥でも固めだったり柔らかめだったり、量もそれぞれ変えていますので、本当に個々に合わせた無理のないお食事をして頂けます。

また、食事だけでは栄養の足りない患者様には、10時と15時に補助食をお出しします。
積極的なコミュニケーションと医師のバックアップにより、患者様のご希望に対応いたします。

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明るい住環境で笑顔を

認知症の症状治療に最も大切なのは患者様の心です。
どんなに素晴らしい医療を施しても、生活の場である部屋が暗く冷たいものでは心を閉ざしてしまうでしょう。

飯能老年病センターでは明るく開放的な、温かみのあるお部屋で患者様をお迎えします。
壁面は柔らかな色調とその素材で温かさを感じさせ、窓は大きく広く暖かな日差しが差し込みます。

また8階の個室は、壁に大理石を使用しワンランク上の高級感を演出しています。
病室という固定概念に捕らわれず、より快適により温かみのある生活を送っていただけることを第一に考えた生活空間で、笑顔のある生活を送ってください。

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