認知症の症状治療に最も大切なのは患者様の心です。
どんなに素晴らしい医療を施しても、生活の場である部屋が暗く冷たいものでは心を閉ざしてしまうでしょう。
明るく開放的な温かみのあるお部屋で患者様をお迎えします。
枕元にはコルクボードを設置
6階~8階の2人部屋・4人部屋のベッド横の家具には、コルクボードが設置されており、それぞれご自由にご利用いただけます。
無機質になりがちな病院での生活を温かみのあるものに変えてくれるでしょう。
ご家族の写真を貼ったり、絵や創作品などを飾ったり、あなただけの心の安らぎ空間を作ってください。
壁、ベッド、家具と部屋全体がやわらかく温かみのある色調になっています。
また窓からは日差しがやさしく差し込み、より一層の暖かな空間を創り出しています。
高級マンションやホテルの一室のような雰囲気で、穏やかに心豊かな生活を送ってください。
※2010年12月に一部改装しました。
8階の個室は、壁に大理石を使用しワンランク上の高級感を演出しています。
病室という固定概念に捕らわれず、より快適に、より温かみのある生活を送っていただけることを第一に考えた生活空間です。少しでも患者様の治療に貢献できればと考えています。
窓からは飯能老年病センターを囲む、豊かな自然が見渡せます。
西側には白子(しらね)神社の鎮守の森が見え、空気の澄んだ天気の良い日には、富士山も見えます。
患者様の認知症の症状治療に、より良い環境をご提供するために病院周辺の園芸に力を入れております。
病院に併設されている「飯能老年病センター 庭園」は、460m²あり、いつでもご利用していただけます。
草花や果樹園など多数植えております。草花は季節により植え替えも行っており、常に季節の花を楽しめます。
四季折々の風景をお楽しみください。
※緑綬褒章とは「自ら進んで社会に奉仕する活動に従事し徳行顕著なる者」に日本国政府が授与します。
患者様が病院内で移動しやすように、ゆとりのある幅広な通路があり、歩行を手助けする手摺も完備されています。
また、歩行に疲れたら座って休める長椅子も設置されていますので、患者様が病院内を気兼ねなく歩けます。
飯能老年病センターでは、毎年3月になると受付前にさくらを飾ります。
どこよりも早いお花見を、暖かい病院内でゆっくりとお楽しみいただけます。
病棟内を常に最適な環境に維持するために、病棟設備機器の機能維持に日々努めています。
患者様の多くは高齢者のため、環境の変化や室温調整など細心の注意を払っております。