本日10月28日、飯能老年病センターでは消防訓練が行われました。
”6階〇〇〇号室より火災発生”
という設定の下、管理室による放送を頼りに看護師やケアワーカーにより患者様を安全な場所へ誘導させていただき、防火ドアの設定など安全確認を行った後、消防署の方よりご講評をいただきました。
実際に火災時に、「慌てず、落ち着いて、迅速に行動できるか?」と言われれば、少なからず動揺が影響してしまいかねません。
特に病院という場所では、自分ひとりの命を守るだけではなく、何百人という患者様の命を預かっていることを考慮すればなおさらです。
病院という特殊な場所だからこそ、火災時の行動マニュアルを全ての職員が共有している必要があります。
その後病棟を出て、消火器・補助散水栓を実際に職員が扱いました。
消火器はしっかりとホースの先端付近を片手で持ち、火の元の前方からホースを左右に這うように向けてだんだんと火の元の近くに向けていきます。
補助散水栓は水圧が高く、持っているだけでバランスを崩すほどでした。
今回の消防訓練をしっかりと知識として身につけ、「もしも」の時に迅速に行動できるよう、病院スタッフ各々が意識づけていきたいものです。
K・S