2月2日(日)に開催された、
「認知症初期集中支援チームに対応する作業療法士のための研修」
に参加しました。
平成24年、今後の認知症政策に係る5年間の計画として、
「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が策定されました。
この計画では、「認知症になっても本人の意思が尊重され、
出来る限り住み慣れた地域のよい環境で暮らし続けることができる」
という社会の実現を目指しています。
そして、「認知症初期集中支援チーム」は、
認知症の方やそのご家族様に早期対応・支援できるチームとして、
地域での自立生活をサポートする役割が期待されています。
作業療法士もこのチームへ加わるということで、
今回の研修会が開催されました。
認知症対策の現状、
支援チームの概要と作業療法士の役割、
介護保険制度等の法制度、
高齢者にみられる精神症状について、
といった内容の講義を聴講させていただきました。
認知症に関する最新知見や、支援チームモデル事業の経験談など、
講義内容は、刺激を受けるものばかりでした。
認知症の方への支援の在り方については、
これからも様々な議論がなされていくのではないかと思います。
今後の動向に注目していきたいと、改めて感じました。