こちらが昨年まで使用していた獅子頭壱号です。
こちらの獅子頭壱号は、経年劣化と扱うには厳しい重量から、
獅子舞メンバーからの強い要望にて、
新たに獅子頭弐号を作成することとなりました。
獅子頭壱号は主に紙や発泡スチロールで出来ています。しかし、その重量は、、、。
獅子頭を操るのに大人三人を擁しておりました。
そこで今回は繊維強化プラスチック(FRP)を使い、軽量で丈夫な獅子頭を作る事になりました。
①成形
まずは獅子頭壱号をパーツ毎に分解します。
それらにアルミ箔を貼りつけた後、ガラス繊維に硬化剤を混ぜたエポキシ樹脂を塗りこむと、、、、、。
無色透明な、このようなFRPが出来上がります。
完全に硬化するまで2日間かかりました。
次に、完全に硬化したのを確認し、型からFRPを慎重に抜きます。
このFRPの原型は丁寧にハンダで形を整えて、
他の部品も同じようにFRPを制作し繋ぎ合せ、
獅子頭弐号の原型ができました。
(この時点ではミッキーマウスにも間違われてしまいましたが(^^;))
次回は絵付け編をご紹介したいと思います。