飯能老年病センターの厨房がオール電化されて二ヶ月が経とうとしています。天井も床も塗り替えて、ピカピカの厨房に生まれ変わりました。慣れない調理機器を使って調理を始めた頃のお話を少ししてみましょう。
オール電化の厨房を使い始めて最初に驚いたことは、お湯が沸くまでにかかる時間が短くて済む事です。ガスで沸かしていた時と比べて、半分以下の時間w(°□°)wでお湯が沸きます。調理にかかる時間が短縮され、作業を効率良く行う事ができます。
また、今回の電化に伴って新たに導入された「ブラストチラー」は、ボイルした野菜を冷やしたり、デザートを冷やしたりする際に大活躍しています(^-^)v
写真:ブラストチラー&フリーザー
今まで、ボイル野菜の冷却には流水を使っていましたので、お浸しやサラダがどうしても水っぽくなってしまっていたのが悩みでした。。。
しかし!
スチームコンベクションで加熱、ブラストチラーで冷却する事により、野菜の甘みも引き出され栄養価も損なわれず、とても美味しいお浸しやサラダが出来る様になりました(*^-°)b
写真:スチームコンベクションオーブン
しかし、オール電化の厨房に慣れない頃には失敗もしました。
スチームコンベクションは、時間・モード・温度などを設定することで、いつ・誰がやっても同じ仕上がりになるはずなのですが、高野豆腐が煮崩れるほど柔らかくなってしまった事がありました。まだまだ勉強中といったところです…゛φ(□_□)
まだまだ使いこなせていませんが、勉強して機器の利点を十二分に活用したおいしいお食事を提供できるようになりたいと思っています。
栄養課