4月1日、飯能老年病センターにレントゲン フィルムレス システム、「PACS(パックス)」が導入されました。
PACSとは、Picture Archiving and Communication Systemsの頭文字で、
直訳すると"画像を保管し、通信するシステム"ということになるでしょうか。
簡単に言いますと、レントゲン画像をフィルムを使って診断し保管するのではなく、
「ダイコム」という医療用の画像データで保管し、
各端末のパソコンディスプレイで参照するというシステムです。
(※モニター内の画像はデモ画像です)
基本概念は1980年代にできたという比較的新しい医療システムの考え方です。
病院内で本格的に稼動するにはいくつかの段階が必要ですが、
本日よりCR(レントゲン)、CT、DRの画像データはすべて
サーバーにダイコムデータとして保管されます。
診察の充実という面だけではなく、フィルムがいらなくなるため、
フィルムを処分する際の産業廃棄物がゼロになるという効果も望め、
地球環境のエコにも貢献できます。
当院では心のかよう看護・介護を目指し、
医師をはじめ、看護課、作業療法科、医療相談室を中心に、
診察・介護などソフト面での充実を図るため職員一人ひとりが日々努力しております。
今回はより良い医療を提供する為に、
システム機器導入によるハード面での医療の充実を図りました。
M・Y