8階病棟の作品紹介です。
秋の作品の二作目です。
前回は、しっとりとした雰囲気の作品でした。( 萩と月 )
今回は、豊かな秋の様子が表現された作品になりました。
貼り絵は皆さんで協力して作業が進んで行きます。
役割分担や、得手不得手、など、
それぞれの作業が組み合わさってひとつの作品となる喜びや達成感があります。
塗り絵は個人でひとつの下絵を塗っていくことが多い為、
大きな作品の中では、作品の中の一部分、としての役割が多くなっています。
今回は、それぞれの塗り絵を貼り合わせ、繋げることで、
ひとつの大きな作品にしました。
塗り絵の一つ一つが作品であり、
塗った方の表現を感じることができます。
多様な個人が集まって集団になっていくように、
多様な表現のつまった作品になりました。
『良い作品になったわね。』
と、言っていただけて、
お互いを尊重し合えるような雰囲気を感じられました。
また、前回の作品と並べて展示されると、
秋の楽しみ方には深みがあるな。と感じます。