昨日、10月10日に秋の防災訓練を実施しました。
毎年、春と秋に実施しています防災訓練ですが、
今回は二つの試みを実施しました。
一つは、訓練場面を臨場感を持って確認し、
より多くの職員が避難誘導の様子を見られるように、
避難誘導の様子をカメラで撮影し、各階にテレビ中継しました。
これにより、病棟全体でのスタッフの動きと、
患者様に対しての個々のスタッフの動きを確認する事が出来ました。
二つ目は、スタッフに避難する患者様役として、実際に避難誘導を体験してもらいました。
患者様役の職員に話を聞くと、
「サイレンが鳴ってから誘導を受けるまでの時間、訓練とはいえ、とても緊張した」 とのこと。
訓練場面が活用されないことが大前提ですが、
私達の日頃の備えの大切さを改めて実感しました。
今回の訓練は夜間に起きた火災を想定した訓練でした。
限られたスタッフの人数で、その人数に的確に指示を出すことを考えると、
もっと日頃からの心の備えが必要だと誘導役のスタッフは感じたそうです。
テレビ中継や、患者様役のスタッフを設定する事で、
いつも以上の緊張感を持って臨むことの出来た訓練となったようです。
訓練の成果を発揮する場面を作らないことがまず大事となります。
日頃からの備えを見直し、今後も皆様の安全を守っていきます。