積雪がまだ残っており、寒い日も続いていますが、あと少しで3月を迎えます。
7階病棟では春に向けて制作してきた作品が完成しました。
春の訪れを感じる梅と椿の花をモチーフに作ったこちらの作品、どちらも縁起の良い花として知られています。
梅は少し湿らしたお花紙を型にはめ込んでいき、乾かしたものを多く作って頂きました。
椿の花は型紙に合わせて布を切り抜き、押し絵のように少し膨らみをもたせています。
最後に、バランスを考えながら二つの花を貼って行きました。
どちらも縁起が良いとされる吉祥文様として使われており、
梅はその美しさから高潔の花と言われています。また、別名 「 好文木 」 ともいい学問が栄えると立派な花が咲くという言い伝えもあるそうです。
椿は春の訪れを告げる聖なる木として好まれてきたそうで、中国では不老長寿、子孫繁栄を表す吉祥文様として使われているそうです。
完成した作品は7階病棟に飾らせて頂き、作品を眺めながら皆様と温かい春が来るのを楽しみに待ちたいと思います(^^♪