
紫陽花の作品に続き、作品が完成しました!
江戸時代の画家である、俵屋宗達の「風神雷神図」をモチーフにした作品です。
3階病棟には、日本画・水墨画がお好きな方がいらっしゃいます。
そこで、有名な風神・雷神を作ってみようというアイディアに繋がりました。
こちらの原画は、美術にお詳しい方でなくとも一度はご覧になったことがあるのではないかと思います。
鬼神らしい顔立ちが特徴ですが、貼り絵で制作しやすいよう原画よりも少しだけ優しい雰囲気に絵を変えています。
お2人の方が熱心に貼る作業をしてくださった、こちらの作品。
大きなラシャ紙1枚分の作品のため、風神のお腹や肩の部分など、手が届きにくい箇所もありました。
しかし、お2人とも体をぐっと前に倒し、手を伸ばして一生懸命に作業を進めてくださっていたことが印象に残っています。
完成した際には、
「やっとできたー!」「細かいところは、これで大丈夫かしら?」
「これだけ綺麗に出来たら、バッチリだよ。」
と周りの皆さんとお話をされていました。
こちらの写真のように、先日完成した「紫陽花の小径」の作品と並べてデイルームに展示しています。
そして、風神と対になる「雷神」を現在制作中です。
完成した際には、風神・雷神を並べて展示したいと思っています!
風神様が、梅雨のジメジメや悪い病気を吹き飛ばしてくれますように…。