![透析医療について](/assets/images/common/bnr_sa_dialysis.png)
ロールモザイクの作品が完成しました!
葛飾北斎の名所浮世絵シリーズのひとつ、「凱風快晴」をテーマにした作品です。
「赤富士」という通称の方が、ピンとくる方が多いかと思います。
ロールモザイクの作品では、これまでは色ごとに単色で貼っていくことが多かったのですが、
今回は富士山の部分を茶系、橙系、緑系の混色にし、それらがグラデーションになるよう工夫しました。
上に掲載している写真のように、近くで見ると色が多数使われている様子がはっきりと分かります。
少し離れて作品を見ると、色の境界が曖昧になり、混ざり合って見えてきます。
これは、ひとの網膜上で色が混ざり合うことで起こる現象のようで、
西洋絵画の印象派の画家たちがよく用いた技法だそうです。
芸術を科学的に考えてみるのも、面白いなと感じました。
完成作品をご覧になった皆様は、
「近くと遠くで、見た目が変わるね。」
「男らしい富士山が出来たね!」
と、感想をお話されていました。
現在は、来年の干支「ねずみ」を取り入れた作品を制作中です!
そちらもまたお伝えいたします。