東京マラソン2012完走記 その8 の続きです。
入船橋の交差点を右折するといよいよ佃大橋です。佃大橋は私にとって初マラソンとなった「東京マラソン2009」で歩いてしまった屈辱の上り坂です。
壁のような佃大橋の上り坂を前にして周りのランナーのペースが落ちます。流れに乗って走ると6分20秒/Km程度に落ちていました。これではいけません。幸い今年は余力があるので、ランナーの隙間を見つけて突っ込んでいき5分50秒/Kmを維持します。いよいよ佃大橋の上り坂になりました。周りのランナーのペースはさらに落ち、道の真ん中で歩く人も出てきます。ここでも高い闘志を維持して、胸を少し前に出し、やや前傾姿勢になって、ムキになって走ります。脚は疲れてきて心拍数も上がりますが、ここが勝負です。何度も何度も同じ相手に負けるわけにはいきません。
橋の中ほどに達すると下り坂です。速いペースのまま走り続けます。次の春海橋、東雲橋の緩い上り坂もクリアーすると有明に入ります。40Kmの給水所では「ショッツ」を飲む予定でしたが、空腹感もなくいいペースで走れているので給水所のアミノバリューだけを飲みました。時刻は13時20分、予定より3分速いペースです。
橋の下り坂を激走
医局 Y.M