4月1日(金)から行われている新人教育研修。
4月20日(水)の研修では飯能老年病センター 名誉院長 黒澤 尚先生に
「認知症について」の講義をしていただきました。
認知症についての説明を丁寧にして頂いた他に
「徘徊」、「異食」といった行動について、
「問題行動」としてひとくくりにするのではなく、
『なぜだろう?』と
対象者の気持ちや考え方、生きてきた時代背景に立って
行動を考えることを教えて頂きました。
また、高齢者に対するケアについて
「北風と太陽」に例え、
“北風のように無理矢理なケアではなく、
太陽のようにご本人を尊重したケアをしていく。”
また、“その方の生きてきた時代に入り込む”事も、
【その人】 を知る上で重要とおっしゃっていました。
個々に合わせてケアをしていくこと。
日々考えながら実践していきたいと思います。
作業療法科 T