東京マラソン2010完走記(その7) の続きです。
25Kmを過ぎ、東日本橋に近づきます。そろそろかな、と思っていたら、黒字に黄色の文字の幟(のぼり)が見えてきました。
遠くからも目立ついい配色です。航海の途中に立ち寄る港の灯台のように輝いています。幟の下にはヘアサロン・マイルドの佐藤店長、吉田君、須波君、飯田君、妻、母がいました。佐藤店長に「ありがとうございます」と握手をして挨拶すると、「遅いよー」と言われてしまいました。妻から後半用のジェルを受け取り、ポケットに入れます。帽子も濡れて重くなっていたので、新しいものに代えます。カフェイン入りのジェルを食べたり、写真撮影をしたりおしゃべりをしたり、遅れて弟が来て写真撮影です。「また後ほど」と言って、走り始めます。
少し走ると体が熱くなってきました。雨もやみ、気温も上がってきたようです。100円ショップで買ったポンチョを脱いで、道沿いのスタッフに「すみません」と言って渡します。ポンチョを脱ぐと体が軽くなり、ペースが上がりました。浅草雷門前で折り返し、再び銀座を目指します。30Km地点「ヘアサロン マイルド」の店の前に再び黒字に黄色の文字の幟が見えてきました。応援団の方々に声をかけられたり、また写真をとったり、「筋肉痛は大丈夫ですか?」「カッパ脱いだらペース上がったんじゃない?」「前半ダラダラ走りすぎました」など話して、またレースに戻ります。
<浅草雷門前、雨は上がってきました>
医局 Y・M
東京マラソン2010完走記(その9) に続きます。