東京マラソン2009完走記(その4) からの続きです。
スタート時の天候は曇り、気温12度。少し風があり肌寒く感じます。号砲が鳴っても列は動きません。
東京陸連の初老のスタッフの拡声器による指示で少しずつ前へ歩きます。「手に何か持っている人は、落とさないで下さい。落とすと後続の人に踏まれて分からなくなります。私は眼鏡を踏まれて壊されたことがあります。」などと時間があるので、陸連スタッフは昔話を始めます。ようやく公園を出て、広い道路に出ます。スタート地点に向かう途中で、歩道にダウンタウンの浜ちゃんや石原良純さんがいたので手を振りました。スタート地点では石原慎太郎都知事が手を振っていて、楽団の演奏もありました。慎太郎さんに見送られるとなんだか学徒出陣のような気分になります。「しっかり戦ってきます!」という気分になります。桜の花びらの形に切った紙吹雪が舞い42.195Kmの長い長い旅が始まります。
東京マラソン2009完走記(その6) に続きます。
東京マラソン2009完走記(その1) はこちらから。
医局 Y・M