青梅マラソン2009完走記(その3) の続きです。
クランクを抜けて青梅駅に近づくと、昔の映画の大きな看板が目立ちます。このあたりが青梅レトロタウンです。
左手には青梅赤塚不二夫会館がありました。天才バカボンのパパが逆立ちしています。初めて訪れる知らない町のたたずまいになんだか楽しくなってきます。キョロキョロしながら走るためペースはゆっくりですが、「コレでいいのだ!」。
マイナー堂というレコード店の前では「帰ってこーいよー」と演歌風のレトロな音楽が流れます。ランナーの流れに乗って、青梅の街並みを眺めながら、苦しくないペースで走っていきます。
1Km毎に電柱などに距離の掲示があります。焦って追い抜こうとしたランナーが派手に転倒しました。危ない、危ない。ランナーが前後に詰まって走りにくい上に、かなりスローペースです。楽なペースなのですが、「このペースで大丈夫なのかな?」と少し心配になります。徐々に上っていくと「吉野梅郷」の看板が目につきます。5Km地点の手前を左手に曲がって神代橋を渡ると吉野梅郷だそうです。この吉野梅郷は東京の梅の名所で、私も中学生くらいの時に一度、訪れたことがあります。青梅は初めてではなかったのですね。30年ぶりに訪れた町を走っているところがなんとも不思議な気分です。
5Kmの表示のところで、ランナーズ・ウオッチのラップボタンを押します。ラップタイムは34分44秒、1キロ約7分のちょっと遅いペースですが、クランクのところで歩いたりしていたので、このタイムはしょうがないのでしょうか。饅頭屋へそまんじゅう本舗の前では和太鼓の力強い応援がありました。列の前の人たちとハイタッチをして進みます。
医局 Y・M
青梅マラソン2009完走記(その5) に続きます。
青梅マラソン2009完走記(その1) はこちらから。
東京マラソン2009完走記、東京マラソン2010 もあります。