東京マラソン2009完走記（その11） の続きです。
40Km地点の救護所で山川さんに会えました。特に具合の悪い人はいなさそうで沿道で声援を送っていました。
前日に「40Kmですからきっとヘロヘロでしょうね」と山川さんに言われていましたが、まさにその通りでした。とりあえず握手して手を振って残り2Kmを走ります。本当にゆっくりゆっくり走っていたのですが、ゆるやかな上り坂になり、左手の遠くに小さくランナーが走っている姿を目にしたら、また足が止まって歩きになってしまいました。「まだ、あんなにあるの？」 2Kmなんて普段の練習であれば一瞬で走ってしまう距離なのに、思うように足が動きません。35Kmからの大幅なペースダウンですが、普段の練習であれば、7Kmなんて距離は鼻歌を歌いながら、40分程度でラクラク走れる距離です。それがもう、7Km を1時間近くかかっています。コースの脇で、下肢の屈伸やストレッチをしている人が多くなってきました。「少し止まってストレッチでもしたほうがいいのかな」とも思いましたが、「とにかく一歩でも前へ進んで行こう」と考えて止まらずに進んでいきます。
東京マラソン2009完走記（その13） に続きます。
東京マラソン2009完走記（その1） はこちらから。
医局 Y・M
