2011年8月14日の日本経済新聞の11ページ、SUNDAY NIKKEIの「くらし安心」欄の「認知症を知る」という特集の中で、飯能老年病センターでの取材について記事にしていただきました。
当院入院中の患者様の御家族様への取材もあり、御家族様の声も記事にしていただきました。
今までの認知症のマスコミ報道は、
「認知症の予防」、「認知症の新薬」、「早期発見、早期治療」、「物忘れ外来」、「介護保険の利用」、「介護のノウハウ」
といった内容が多く、
「認知症が進行し、自宅や施設での介護が困難となった場合どうするのか?」
という重度認知症に関する報道がほとんどなされてきませんでした。
飯能老年病センターに入院された患者様の御家族様から
「このような病院があることを知らなかった」
「介護をがんばれと言われても素人の介護には限界がある」
といった声を多く聞きます。
記事の中にも記載されていますが
「家でも介護施設でも手に余ると感じたら、がんばり過ぎる前に相談してほしい」
と私は考えています。
医局Y.M
日本経済新聞の記事(その2)に続きます。